東京2020パラリンピックのパワーリフティング競技にて
パワードウェア(パワーアシストスーツ)の採用が決まっています。
家電品と言うには大袈裟な代物ですが、
すでに実用化されており、実際に販売やレンタルもされています。
そもそも、パワードウェアとは何なのか?
いったい、いくらくらいする物なのか?
今回はそんなパワードウェアについて調べていきたいと思います。
パワードウェアとは何か?
パワードウェア「ATOUN MODEL Y」はATOUN(アトウン)社により、
2018年7月より販売が開始されています。
2015年に発売されたパワーアシストスーツ「ATOUN MODEL A」の後継で、
40%の軽量化と体を覆う面積を半分に削減し、発売されました。
別名『着るロボット』とも言われ、
重量物を持つ作業をする際の腰への負担を軽減するために作られました。
作業時に体幹の動きをセンサーが捉え、モーターが回転する仕組みです。

腰を屈めて起こす際に「グイッ」と モーターが体をアシストしてくれます。
装着も簡単でバックパックのように背負い、横についているスイッチをONするだけOK!
『着るロボット』と言うくらいなのでガンダムを想像していましたが、イメージと違い、スッキリとした外観ですよね!?笑
重量もバッテリーを含めても4.5kgなので、かなり軽量化されています。
実際に体感した人の口コミにもよると
実際に15kgの荷物を持ち上げてみると、腰を起こす際に体がバネのように跳ね上がるようだった。腰を丸めた反動が加わり後ろに引っ張られ、簡単に上体を起こすことができる。 また、歩き出すと自動で「歩行モード」に切り替わるため、足が前へ運びやすく荷物を持ったままの移動も楽になる。
引用元:bouncy
ただ、荷物を持ち上げた後のサポートはないため、腕への負担がかかるのは今後の課題でしょう。
実用例:関西国際空港などにて活躍中!
重い荷物を運ぶ物流現場や建設作業場、工場にて腰への負担を減らすだけでなく、
生産性向上のため活躍しています。
商品の特長も兼ねて、動画もご覧下さい。
東京2020パラリンピックで活躍のパワードウェア!!
パワードウェアは東京2020パラ・パワーリフティングでの採用が決まっています。
過去2度のパラ・パワーリフティング競技にて実証実験を行い、
今回の正式採用に決まったようです。
選手が使用するのではなく、競技の補助員が装着し、ウエイト(重り)を交換する際の
アシストをし、作業負担を減らす目的で使用されます。
パワードウェアの気になるお値段は??
では、気になるパワードウェアのお値段ですが、
この商品を取り扱いしている店舗もあるのですが、
価格表示はされておらず、全て問い合わせとなっていたため
大手の通販サイトで調べてみました。
なんと!その気になるお値段は約940,000円!!
(2020年1月時点、Amazonでの取り扱いはなし)
かなり高額ですよね!
この商品を導入したいと検討されている会社さんもあろうかと思いますが、
この値段にはビックリですよね!?
まとめ
わたしがこのパワードウェア存在を知った際に感じたことは
この商品が普及すれば、
「作業効率が上がる!」「腰を悪くする人が減れば労災も減るな」と興味を持ち調べて見ました。
しかし、お値段に対しては興味が持てません(笑)
ただ、東京2020パラリンピックにてパワードウェアが活躍し、普及も進めば、
価格も下がってくるのではないかと期待を持ちました。
高齢化社会の日本には是非とも普及して欲しい商品ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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