育毛には『頭皮環境を整え、ヘアサイクルを高めてあげる』ことが最も重要です!
それを助けてくれるのが、育毛業界で近年注目されていると言う「IGF-1」
別名「インスリン様成長因子-1」とも呼ばれる体内物質です。
この「IGF-1」には髪の毛を育てる、毛母細胞の増殖促進効果に期待が持てます。
ですので、「IGF-1」をいかに増やしていくかが、抜け毛の抑制と育毛の鍵となります。
しかし、残念ながら加齢とともに減少していくのもわかっています。
そこで、今回は育毛の救世主「IGF-1」を増やす食べ物や方法について調べてみました。
「IGF-1」の育毛への効能は?
「IGF-1」は人間誰もが体の中に持っている成長因子で、
主に肝臓で成長ホルモンによる刺激を受けることで分泌する体内物質です。
育毛に関して言えば、毛母細胞を活性化させてくれます!
「IGF-1」は体の組織細胞の成長と修復に関係し、
髪の毛で言えば、毛母細胞を増殖させるなど良い効能が得られるということになります。
「IGF-1」のその他の効能
「IGF-1」には育毛効果への期待とともに、他にもいろいろな効能が注目されています。
- 生活習慣病の予防や免疫力の増加
血管の拡張と糖代謝、高脂血症の改善、ナチュラルキラー細胞の活性化 - 肌の老化防止と改善
皮膚血流、コラーゲンの増加、汗腺・皮脂腺機能の増強などのアンチエイジング - 認知症、うつ症状の予防と改善
海馬神経細胞の機能改善及び再生作用
などがあります。
調べてみると体にとっては良いことばかりの効能があります。 是が非でも増やしていきたい体内物質ですね!
「IGF-1」を増やす食べ物とは?
『IGF-1』を増やす食べ物としては大豆と唐辛子が効果的です。
『IGF-1』は知覚神経から放出される「CGRP」によって作られます。
大豆に含まれる「イソフラボン」が「CGRP」を増加させ、
唐辛子に含まれる「カプサイシン」が放出を促す効果があります。
これら2つの食材を同時に摂るとこで効率良く『IGF-1』を生産することができます。
では、これらの食材を同時に摂取できる料理と言えば、
パッと思いつくのは「キムチ鍋」、「麻婆豆腐」です!
大豆から作られる豆腐とキムチに含まれる唐辛子ですね。
また、その他の育毛にプラスとなる食べ物としては、
- タンパク質、亜鉛や銅などのミネラル
肉類や豆類、牡蠣、わかめ、ほうれん草、ブロッコリー、ひじきなど - コラーゲン
鶏肉、牛すじ、鮭 - ビタミンA・E・B群
人参、かぼちゃ、ほうれん草、玄米、豚肉、豚レバー、サバ、卵など - ビタミンC
オレンジ、グレープフルーツ、ブロッコリーなど
これらが挙げられます。髪に良い栄養をバランス良く摂るのが大事ですね。
「IGF-1」を増やす方法は?
『IGF-1』は加齢とともに減少していきますが、逆に体内で作り出してあげることもできるため、
ここでは『IGF-1』を増加させる4つの方法を紹介します。
- 有酸素運動・・・ウォーキングやジョギング、サイクリングなど
一見、有酸素運動と聞くと大変そうだなと思いますが、
有酸素運動は外に出なくても、自宅でもできます。例として挙げると、階段などの少しの段差があれば、
踏み台昇降の要領で、上り下りすれば、効率良く有酸素運動ができますよ。
ストレス解消にも繋がるので、一挙両得です! - 入浴は湯船でゆっくりと浸かる。
体を温めることで副交感神経が刺激を受け、「IGF-1」の生成につながる。
現代人は忙しく、シャワーだけで済ます人もいますが、
お風呂でゆっくりとリラックスしながら浸かりましょう! - 十分な睡眠を取る。
ぐっすりと眠ることで成長ホルモンが分泌され、 副交感神経の働きが高まり、
『IGF-1』を増加させます。睡眠時間を取ることも大事ですが、睡眠の質も重要です。
寝るまでスマホを触っていると、深い睡眠が得られなくなるので注意しましょうね。
- ストレスを軽減させる。
ポジティブな思考で物事を考え、ストレスを感じないよう生活をする。
逆に、ネカティブ思考はストレスを溜め込んでしまいがちなので、
できるだけ「ポジティブシンキング」で行動しましょう!
わたしの場合、できている項目は
「湯船でゆっくりと浸かる」、これだけですね…
以上に挙げた4点は心掛け次第では実践できそうなできそうな項目なので、育毛を意識して取り組んでいきましょう!
まとめ
「IGF-1」を増やしてあげることが、
毛母細胞の増殖につながるというのがわかりましたが、
加齢とともに減少していくのも事実です。
加齢による薄毛、抜け毛には逆らえませんが、
その他の要因であれば、自己で食い止める術はあります。
髪に対してしてあげられること、
なるべく多くの育毛の救世主『IGF-1』を作り出していけるよう努力しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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