【2023年春】ドラム洗濯機メーカー別電気・水道代比較!ランニングコストが安いのはどの機種か?

ドラム洗濯機ランニンングコスト比較 家電品購入のコツ

ドラム式洗濯機は乾燥まで上手にでき、節水効果の面でもメリットの多い家電製品です。

昨今の流行りは洗剤の自動投入機能や温水洗浄機能も付き各社しのぎを削っています。

ただ、ドラム式洗濯機を日々使っていく上で、電気代や水道代のランニングコストがどのくらいかかるのかも気になるところ!

やはり毎日のことですので、このランニングコストは気になるところですよね!?

そこで、今回は2022年後期発売のドラム式洗濯機の売れ筋3社(パナソニック・東芝・日立)の電気代・水道代のメーカー別の比較をしていきます。
※2023年モデルはまだ各メーカーとも発売されていません。

 

尚、電気代・水道料金の目安単価は以下の通りで算出しています。

電力料金:27円/kWh(税込)
水道料金・下水道使用料:262円/m³(税込)
〈内訳:水道料金137円/m³、下水道料金125円/m³〉
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最上位モデルのメーカー別ランニングコスト比較

ここでは、各社の最上位モデルのパナソニック「NA-LX129B」、東芝「TW-127XP2」、日立「BD-STX120H」の3社の電気・水道代を比較していきます。

パナソニック・東芝・日立の3社の最上位モデルの共通点は以下の通り

最上位モデルの共通点

  1. 洗剤自動投入
  2. 温水洗浄
  3. カラータッチパネル

1.洗剤の自動投入機能は液体洗剤・柔軟剤が衣類の量に応じて適量を投入してくれるので、手入れによる毎日の軽量の手間が省けます。
また、パナソニックの2021年11月から発売の「NA-LX129A」は、さらに業界のトリプル自動投入で“おしゃれ着”用の洗剤も自動投入できるようになっています。

2.温水洗浄機能は洗剤液を温めることで酵素を活性化させ洗浄力を高めた洗い方です。
パナソニック・東芝は温水用の専用ヒーターを搭載していますが、日立は乾燥時に使用する温風を当てて温水を作り出すため温度も低く、2社と比較すると洗浄力は弱くなります。

3.カラータッチパネルはスマホを同じような感覚で操作ができ、使いやすさと操作性が向上します。
洗濯コースや洗剤の投入量の設定、サポート機能もわかりやすく表示され、スマホでのアプリにも対応しています。

各メーカーの1回あたりの電気・水道代比較

では、本題の各社最上位モデルの電気代・水道代のランニングコストを比較してみましょう。

尚、それぞれ1回あたりの洗濯時/洗濯~乾燥時を計算しています。
また、洗濯~乾燥時は省エネモードではなく、標準モードで算出

  パナソニック(NA-LX129B) 東芝(TW-127XP2) 日立(BD-STX120H)
洗濯・脱水容量/乾燥容量 12kg/6kg 12kg/7kg  12kg/6kg
乾燥方式 ヒートポンプ方式 ヒートポンプ方式 風アイロン(水冷)
運転目安時間
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約32分/約98分 約35分/約96分 約35分/約98分
消費電力量
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約68Wh/約890Wh 約70Wh/約1,330Wh  約78Wh/約1,570Wh 
電気代
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約1.9円/約24円 約1.9円/約36円 約2.1円/約43円 
標準使用水量
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約83L/約55L 約80L/約61L 約88L/約86L
水道代
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約22円/約15円   約21円/約16円 約23円/約22円 

ここで言えることは、洗濯~乾燥時にはパナソニック・東芝がコスト的にも優れていること!

これはヒートポンプ乾燥方式を採用しているからであり、風アイロン(水冷除湿方式)を採用している日立は乾燥まで使用すると性能はかなり劣りますね。

洗濯のみであれば、各社大きな差は出てきません。

 

各メーカー1年間での電気・水道代比較

では、1年間使用し続けるとランニングコストはどうなるのか計算してみます。

単純に1日1回(年間365日)、洗濯~乾燥まで使用した比較です。

  パナソニック(NA-LX129B) 東芝(TW-127XP2) 日立(BD-STX120H)
年間電気代 約8,760円 約13,140円 約15,700円
年間水道代 約5,480円 約5,840円 約8,030円
電気・水道代計 約14,240円 約18,980円 約23,730円

毎日、洗濯~乾燥までで使用すると1年間でこれだけのランニングコストが発生します。

特にパナソニックと日立では年間9,490円のコスト差があり、大きな金額だと思います!

 

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ベーシックモデルのメーカー別ランニングコスト比較

ここでは、各社お求めやすいモデルのパナソニックパナソニック「NA-LX113B」、東芝「TW-127XM2」、日立「BD-SG110H」の3社の電気・水道代の比較をしていきます。

東芝の「TW-127XM2」が洗剤自動投入機能が搭載されていますが、それはさておきの話です。

  パナソニック(NA-LX113B) 東芝(TW-127XM2) 日立(BD-SG110H)
洗濯・脱水容量/乾燥容量 11kg/6kg 12kg/7kg  11kg/6kg
乾燥方式 ヒートポンプ方式 ヒートポンプ方式 風アイロン(水冷)
運転目安時間
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約31分/約119分 約35分/約96分 約45分/約145分
消費電力量
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約75Wh/約960Wh 約70Wh/約1,330Wh  約60Wh/約1,590Wh 
電気代
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約2.0円/約26円 約1.9円/約36円 約1.6円/約43円 
標準使用水量
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約78L/約55L 約80L/約61L 約86L/約90L
水道代
(洗濯時/洗濯~乾燥時)
約20円/約15円   約21円/約16円 約23円/約24円 

ベーシックモデルで比較すると、日立は水冷除湿方式となってしまい、かなりランニングコストはかかってしまいます。

ここでもヒートポンプを採用しているパナソニックと2022年秋モデルから全ての機種をヒートポンプ方式にした東芝が優秀です。

 

次に1年間、洗濯~乾燥した時のランニングコストを比較してみます!

  パナソニック(NA-LX113B) 東芝(TW-127XM2) 日立(BD-SG110H)
年間電気代 約9,490円 約13,140円 約15,700円
年間水道代 約5,480円 約5,840円 約8,760円
電気・水道代計 約14,970円 約18,980円 約24,460円

電気代で大きく他社を引き離しているパナソニックが一番ランニングコストの良いメーカーとなります。

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まとめ

いかかでしたでしょうか!?

メーカー別の電気代や水道代、1年間でのランニングコストの比較をしてみました。

実際には毎日、洗濯~乾燥までは使用するケースはあまりないかもしれませんが、敢えてここでは表記させていただきました。

ちなみに、電気代の計算方法は、消費電力量 (Kw) x 電力料金(27円/kWh)で、水道代の計算方法は、●L  x 262円/m³で計算できます。

お住まいの地域によって多少異なる場合もありますが、これに月30日、年365日を掛けていけば月、年間の料金がそれぞれ算出できます。

せっかく乾燥機能まで求めて購入するのであれば、購入後のランニングコストは重視したほうが賢いと思います!

是非、ドラム式洗濯乾燥機の購入を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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