某家電店店員「しま」です。
一家に1台は欲しい家電“除湿機”
最近の傾向としては、衣類乾燥に使用しているかたも多く、これからの梅雨入りを前に備えておきたい家電品です!
今回は、2022年6月前半のAmazonでの除湿機売れ筋ランキングTOP5を口コミも含めながら解説していこうと思います。
注:日々ランキングは変動しますので記事作成時点です。
除湿方式の違いは?
除湿機には除湿する際の方式が機種により異なります。
主に、コンプレッサー式、デシカント式(ゼオライト式)、ハイブリッド式に分かれており、方式の違いについては過去記事を参照下さい。
Amazonの取り扱い商品の中には「ペルチェ方式」の除湿機もあります。
ペルチェ方式とは本体内のペルチェ素子に湿気を含んだ空気を冷却させ、水滴に変える方式です。
どの方式よりも小型化ができ、安価で販売されているのも特徴です。
省スペースでの使用には向いていますが、気温が低い時期やリビングなどの広い部屋には適していません。
夏にコップに冷たい飲み物を入れた際、コップの周りに水が付きます!それと同じ要領で除湿をしていく方式です。
Amazon除湿器ランキング売れ筋 “ベスト5” を解説
ここからは、6月前半現在のランキングを紹介していきます。
第1位:シャープ CV-L71-W
Amazon’s Choiceにも選ばれている人気機種!
2020年度モデルのため、価格帯的にも\18,800とオススメ機種です♪
梅雨時や夏場に大活躍するコンプレッサー方式、定格除湿能力約7.1L/日
プラズマクラスター搭載で嫌な部屋干し臭も抑制できます♪
本体にホースを繋ぐことで連続排水ができるため、長時間運転ができる点も嬉しい!
連続排水のできる除湿機は少ないので、タンクの水捨てが面倒な方はシャープ、三菱のコンプレッサー式がオススメです!
CV-L71の口コミ
◆満足度の高いレビュー
- 自動運転にしておくと朝には2.5Lタンク満杯に水が溜まっています。
- 小さいのに優秀。部屋に入った瞬間違いが分かります。以前はジメッとしていた部屋が気にならなくなりました。
- エアコンで除湿すると冷えてしまうこの季節、室温は下げずに湿気だけカラッとなくなりとても快適です♪
- 「音がうるさい」と言われますが、寝るときに寝室で使用しているが、気になりませんでした。
- コンプレッサー式は音が大きいとの事でしたが個人的にはまぁ常識の範囲内だろうと思います。
- プラズマクラスター製品は初めての使用になりますが、 本当に嫌な臭いが消えて、のちに出てくる臭いもなし‼︎
- 音がうるさいと前モデルで気になって、購入を迷ってましたが、排水ホースが使えるのが決めてでした。
除湿能力についての満足度は非常に高く、運転音も気にならないと言う意見もありました。
◆満足度の低いレビュー
- 衣類乾燥用で購入したが室内温度が上がる割に乾燥しない。消臭の効果もよくわからない。
- 除湿に関しては満足しているが、ルーバーが自動なら良かった。
- コンプレッサー式なので半ば仕方ないのですが、『ブブブブ』って音が凄いうるさい。
- 吹き出し口からは温風が出ます。風向はスイングできないところが、かなり残念。
- タンクの出し入れがとてもしづらい。 入れる時は何度もガチャガチャと入る所を探してやっと入れる。
運転音については人それぞれ感じ方は違いますが、寝室での使用は避けたほうが良さそうです。
CL-L71の商品スペック
・本体サイズ(約cm) | 幅30.3x奥行20.3x高さ52.4 |
・重量 | 約9.4kg |
・消費電力(50Hz/60Hz) | 175/190W(衣類乾燥時) |
・定格除湿能力(50Hz/60Hz) | 6.3/7.1L/日 |
・除湿可能面積目安(50Hz/60Hz) (木造住宅~コンクリート住宅) |
50Hz 8~16畳、60Hz 9~18畳 |
・タンク容量 | 約2.5L |
・運転音(50Hz/60Hz) | 強44/43db、弱36/36db(衣類乾燥時) |
第2位:アイリスオーヤマ IJD-I50
アイリスオーヤマのデシカント方式『IJD-I50』が第2位
直接的に乾燥した風を当てることができ、衣類乾燥にも適しています♪
除湿をしない時でもサーキュレーターとして使用できるできるため1台2役の機種!
デシカント方式であるため、1年中使用できる点もメリットですが、室温が上がってしまうのがデメリットの一つでもあります。
IJD-I50の口コミ
◆満足度の高いレビュー
- 浴室で衣類乾燥用途で使っています。 2時間で下着など薄いものが完全に乾き、3時間でほとんどのものが乾く様子です。
- 夜部屋干ししてタイマーをかけて朝には乾いてるって最高です!生乾きの臭いもなく、タオルもフカフカに乾きます。
- 衣類乾燥機能も付いていて、ルーバーが自動で上下します。風が動くので洗濯物の乾きがいいです。このお値段でこの機能は大満足です
- 何より安い!大手メーカーの半額くらいの価格で購入できますね。
- 梅雨時期に大活躍してくれました。サーキュレーターでの風が直接あたってくれるので乾きも早いと思います。
サーキュレーター付のため、衣類乾燥に使用しているかたのコメントが多く散見されました。
◆満足度の低いレビュー
- 稼働中の音は、除湿強・サーキュレーター強にすると結構な音量です。
- 静粛性は無いですね。ブォーーンとファンの回る音が床越しに響き渡ります。集合住宅で早朝深夜に稼働させると迷惑になるかも。
- サーキュレーターは左右に振れますが、上下には首は振らないので、全て乾かすには数時間かかります。
- サーキュレーター使用時首振りすると音がし始めました。どなたかのレビューにあったように故障なのでしょうか。
- すごく臭いです。 プラスチックが熱された時の臭いというか接着剤の臭いというか。
運転音、本体からの嫌な臭いなど商品の根本的な部分に対する不満のコメントが気になりました。。
IJD-I50の商品スペック
・本体サイズ(約cm) | 幅28.7x奥行23.4x高さ64.0 |
・重量 | 約7.8kg |
・消費電力 | 590W |
・定格除湿能力 | 5.0L/日 |
・除湿可能面積目安 (木造住宅~コンクリート住宅) |
6~13畳 |
・タンク容量 | 約2.5L |
・運転音 | – |
第3位:シャープ CV-N71-W
第3位はシャープの『CV-N71-W』入りました。
1位にも同じくシャープの『CV-L71-W』との違いは発売年度のみです。
CV-N71は2021年発売に対し、CV-L71は2020年発売となります。
よって、販売価格も違うため、お安く購入するなら2020年モデルの第1位の『CV-L71』がオススメです!!
仕様、スペックも同じであるため、口コミやスペックについては割愛します。
第4位:アイリスオーヤマ DCE-6515
アイリスオーヤマのコンプレッサー方式の『DCE-6515』
Amazon’s Choiceにも選ばれており、シンプルなデザイン・機能で人気の商品
アイリスの商品らしく多くの機能を搭載せず、リーズナブルな価格で購入できます。
大型フラップで衣類乾燥にも適しているが、欲を言えば“自動スイング”をすればいうことなし
コンプレッサー方式は本体重量が重くなるが、取っ手があるため移動に便利です。
DCE-6515の口コミ
◆満足度の高いレビュー
- 必要最低限の機能という感じで、操作は非常に分かりやすくて良かったです!!
- とにかく操作がシンプルで、余計な機能がなく、単純に除湿機能だけ使用する方にとってはとてもコスパの良い商品だと思います。
- ものすごく水が取れます。1日に2回満水になります。そして、過去に使っていた除湿機と違い、お部屋が暑くならないのです。
- 除湿機を買うか迷っている方はぜひ使ってみてください。除湿機のある生活から離れられなくなります。
- 浴室備え付けの洗濯物乾燥・換気機能より、ずっとカラッとした乾き方をします。
コスパに優れている商品で、除湿能力にも満足されているコメントが多くありました。
◆満足度の低いレビュー
- 音は、まあまあ。 寝室にあったら、うるさくて、眠れませんが、ドアをしめて廊下に置けば、大丈夫でした。神経質な人は無理かも。
- 排水がめちゃくちゃ面倒くさい。 排水タンクに取っ手が無く、両手でバランスを取って運ばねばならない、
- 水タンクの取り出しが背面になっているのは大きな欠点。
- 価格も安くコンパクトで性能も悪くないのでありがたいのですが、スイッチの切り忘れ防止機能を解除できるように してほしかったです。 常時排水に対応しているのに12時間で電源が切れるのは矛盾していると思います。
- 12時間で切れる、「切り忘れタイマー」を無効にできないため、連続運転ができません。
運転音、排水処理、動作時の機械臭の不満が多くありました。
運転音は仕方がないとして、排水処理や機械臭はなんとかしないといけないですね。
DCE-6515のスペック
・本体サイズ(約cm) | 幅29.0x奥行19.0x高さ47.7 |
・重量 | 約9.3kg |
・消費電力(50Hz/60Hz) | 155/175W(衣類乾燥時) |
・定格除湿能力(50Hz/60Hz) | 5.5/6.5L/日 |
・除湿可能面積目安(50Hz/60Hz) (木造住宅~コンクリート住宅) |
50Hz 7~14畳、60Hz 8~16畳 |
・タンク容量 | 約1.8L |
・運転音(50Hz/60Hz) | 記載なし |
第5位:CORONA CD-H10A
CORONA(コロナ)のコンプレッサー方式のCD-H10Aが第5位にランクイン
ランキング5位の中では1番除湿能力の高い機種となります。
必然的に本体重量も大きくなりますが、タンク容量も4.5Lありストレスなくパワフルに除湿してくれること間違いなし!
コンプレッサー方式では定評のあるコロナ!日本での生産というのも嬉しいですね♪
CD-H10Aの口コミ
◆満足度の高いレビュー
- 音やらデザインやらプラズマやら、余計なことを考えなければ、おそらく市場に出ている除湿機では最強レベルかと思います。
- 除湿機 = うるさいというイメージがあったのですが、届いてさっそく使用してみてびっくり ほぼほぼ空気清浄機と変わらないぐらいの音量で、普段空気清浄機を使用している方なら気にならないと思います。
- 除湿機はかなりうるさいと覚悟しておりましたが、扇風機の強程度の音だと思います。
- 風呂場を締め切ってこれを使用すると、浴室乾燥機とは比べ物にならない程早く乾きます。
- 乾燥能力は高く短時間で除湿できてとても助かります。音は他より静音に感じます。でも最低限の音はあるから寝るとき個人的に気になるかな。
運転音に関するコメントも多くありますが、レビュー星5つの評価は70%と除湿能力に高い評価があります!
◆満足度の低いレビュー
- もっとガンガン除湿すると思っていたので、少し当てが外れました。 音も結構うるさいし、本体も大きい。 力自慢の主婦ですが、かなり重く感じます。
- コロナ製品はとにかく音がうるさい!夜の衣類乾燥、除湿しながらは絶対寝れません。 夜間に衣類乾燥をするモードでもモーター音?がブーーーーーンと常に鳴っている。廊下を挟んだ向かいの部屋で、戸を閉め切って使っているが、床伝いに振動しているような気がするし音もうるさい。
- とにかくウルサイです。除湿機能が作動している音なのでしょうか、気に触る振動音がします(冷蔵庫に似ています)。
- 弱にすれば、ファンやコンプレッサーの騒音は個人的には睡眠の妨げにならない程度のなのだが、可動部分(本体ハンドル、タンク)のビビり音がプラスして発生、残念ながらこのままでは寝室での夜間使用は難しい。
満足度を低くしているのはやはり運転音!ある程度は仕方ない部分ではあります・・・
CD-H10Aのスペック
・本体サイズ(約cm) | 幅36.5x奥行20.2x高さ57.0 |
・重量 | 約12.7kg |
・消費電力(50Hz/60Hz) | 195/230W(除湿時)、495/530W(衣類乾燥時) |
・定格除湿能力(50Hz/60Hz) | 9.0/10.0L/日 |
・除湿可能面積目安(50Hz/60Hz) (木造住宅~コンクリート住宅) |
50Hz 11~23畳、60Hz 13~25畳 |
・タンク容量 | 約2.5L |
・運転音(50Hz/60Hz) | 強39/39db、弱36/36db(除湿時)、41/41db(衣類乾燥時) |
まとめ
Amazonでの除湿機売れ筋ランキングの上位機種の解説と口コミを紹介してきました。
記事作成したタイミングもあるのですが、コンプレッサー方式の除湿機のランクインが多かったですね。
今回のランキングの中から家電店店員「しま」が選ぶするならば、
第1位のシャープ『CV-L71-W』が過年度モデルではありますが、コスパも良くオススメ機種です!
梅雨から夏場に活躍するコンプレッサー式は除湿能力が高い反面、音が振動が気になる商品です。
使用したい場所、環境や状況なども考慮しながら、どの機種が自分にとって最適な除湿機なのかを選んで下さいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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