某家電店販売員「しま」です。
電子レンジを購入する際、何を基準に選んで良いのか迷いますよね?
わたしがお客様に接客する際、必ず聞くのが『購入の目的』です。
「電子レンジでどんなことができれば良いのか?」という『購入の目的』が分かれば、
オススメ分けもしやすくなるからです。
多くの方は電子レンジには「オーブン機能付き」を希望されるので、
今回は機種選びに迷った時に参考にして欲しいオーブンレンジのポイントをお伝えします。
オーブンレンジで「どんなことがしたいか」をイメージしてみる。
電子レンジも各メーカーからいろいろな機種が発売されていますが、
あたため専用の単機能レンジであれば数千円、
何でもできる高機能のスチームオーブンレンジであれば10万円を超える機種もあります。
オーブンレンジはあたため専用の単機能レンジに
『焼く』機能のオーブン、グリルが追加された機種を言います。
機能が追加されている分、商品の購入価格は必然的に高くなります。
『オーブン』は庫内正面にあるヒーターで庫内温度を上げ、ファンによる撹拌で食材を
加熱し焼き上げる機能です。
オーブン温度帯は70℃~300℃以上になるものもあります。
また、『グリル』は庫内上部のヒーターから出る放射熱で食材を直接焼き上げる機能で、
表面に焦げ目をつける調理に適しています。
わかりやすく言うのであれば、「オーブンは熱風で焼く」、 「グリルは直火で焼く」と思っていただいても良いでしょう!
さらに、『スチーム』機能が追加されると蒸し物料理が作れたり、
食材を乾燥させないようあたためにも使えます。
と言うように、電子レンジもオーブン、グリル、スチームと様々な機能が追加されることにより、
いろいろな調理法が増え、料理の幅も広がってくるのです。
「自分が電子レンジを使ってどんなことができたらいいか。」を イメージして店頭で商品を選んでみるといいと思います!
どれを買うか迷ったら最後は『トースト機能』で選ぶべし!
最新の電子レンジは本当に進化しています。
ご家庭ではなかなか作ることの難しい、ローストビーフや温泉卵までも調理ができ、
また、発酵機能の温度帯も進化しており、ヨーグルトや甘酒もできる機種もあります。
パナソニックから発売されている「ビストロ」では耐熱ボウルでカレーや中華まで作れたり、
シャープの「ヘルシオ」では加熱水蒸気で減塩・脱油効果も注目されています。
では、最終的に購入の際、『どんなことができたらいいか』の目的と
ある程度の予算が決まっても、どの機種にしようか迷われることもあると思います。
そんな時は是非、『トースト機能』を参考にして下さい。
これで機種別のレンジ・オーブン機能の基本性能がわかります!
各メーカーのカタログには必ず「トーストを焼き上げるまでに何分かかるか?」、
「途中でトーストの裏返しが必要なのか?」が記載されています。
トーストを早く焼き上げられる方がレンジ・オーブン性能は優れているし、裏返しが必要がないのであれば、手間もかからないので、 その分グリル性能が良いという証拠になります。
まとめ
今回は量販店の若手店員さんもなかなか知らないオーブンレンジの『トースト機能』について
お伝えしました。
昨今の高機能電子レンジは進化し続けており、どんな料理も調理できるため
「ガスコンロが必要なくなる。」というお客様までいます。
まずはどこまでの機能が付いている機種が良いのか?をイメージしていただいて、
最終的に迷ったら各機種の『トースト機能』を比較して検討してみて下さい。
皆さんにピッタリのオーブンレンジが見つかりますように!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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