【2019年】家電量販店選びの参考に!各店舗の戦略と印象とは?

家電量販店の店員 家電品購入のコツ

某家電店販売員「しま」です。

皆さんは家電量販店で買い物をする際、何を基準に店舗選びをしていますか?

価格、品揃え、サービス、接客、立地条件などいろいろあるかと思いますが、
家電品の需要も伸び悩む中、各店舗もお客様の囲い込みに必死です。

現在の家電量販店では家電品以外にも雑貨や食料品、お酒なども扱う店舗もありますよね。

そんな中、各量販法人ごとの戦略がより鮮明になってきたように感じます。

今回は普段から自店に出入りする各メーカーの営業マンにこっそり聞いた
売上高ランキング上位5社の法人戦略とわたしが感じる印象についてお話ししていきます。

ヤマダ電機

新規出店は一時期よりかなり減り、「家電住まいる館」や「アウトレット館」へ改装を強化しています。

特に比較的売り場面積が広い店舗は「家電住まいる館」に改装する店舗が多く、
家具、インテリア商品、家電品一体提案をしています。

店内の装飾も統一され、店頭で流れていた音楽もクラシック調で静かになり、
「ここは家電店なのかな?」と思わせるような落ち着いた雰囲気に変わっています。

また、店内にカフェも併設している店舗もあるため、
のんびりと買い物をするには良いでしょう。

しま
しま

良いのか、悪いのか、家電製品を販売しているような 雰囲気はなくなりましたね。 現在は安売りを強調していた頃と比べ、 ガラッと変わってしまい落ち着いた店内。 大塚家具の子会社化などあれこれ試行錯誤してしているのが 見て取れます。

ビックカメラ

プライベートブランド商品の拡充とネットとリアル店舗との融合部分では
他の家電量販店の中では突出している印象があります。

電子棚札とスマホアプリの強化で、店頭で商品を確認して、
その場でスマホで購入し、商品はその場で持ち帰らず、
後日配達してもらうという新たな購入方法も提案されています。

しま
しま

スマホ決済などキャッシュレス化に早くから取り組んでいる点は 消費者ニーズに即しています。 現在はコジマを傘下に持ち、馴染みも増しているのではないかと 思います。

エディオン

リフォーム関連の売り場は大きく展開され、展示・品揃えも充実しています。

商品知識、接客力もあり、安心して購入しやすい売り場作りをしています。

有料の保証サービスも充実しており、
税込み価格5,500円以上の家電品の100品目以上が対象になるなど
業界では随一の保証制度を持っています。

しま
しま

スマホ決済などキャッシュレス化に早くから取り組んでいる点は 消費者ニーズに即しています。 現在はコジマを傘下に持ち、馴染みも増しているのではないかと 思います。

ヨドバシカメラ

駅前立地の優位性を活かし、石井スポーツの子会社化を含め家電品以外の品揃えや
テナントの強化で集客力が向上しているような印象があります。

商業施設と隣接しているため、1日中買い物を楽しむには魅力のある店舗です。

ただ、郊外地域にお住まいの方には一番馴染みがないかと思われます。

ビックカメラ同様、都市型店舗はキャッシュレス化も進んでいますし、
多様な支払い方法が選択できます。

しま
しま

ヨドバシに行けば、その周辺で買い物が全て済んでしまうのは 効率的ですね!

ケーズデンキ

家電品中心の品揃えで、店内通路は広く取っており、
見晴らしの良いロー展示で統一されていて店頭の装飾も見やすくなっています。

販売スタイルも指定商品に傾注しないため、家電商品のみを目的買いするには
買いやすい店舗のような気がします。

しま
しま

ケーズデンキの事業コンセプトに『がんばらない経営』と 言うのがあります。 そのコンセプト通りに店舗は全体的にのんびりとした印象がありますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大手5社の法人戦略とわたしが抱いている印象についてお話してきました。

各店舗も生き残りを懸けて、必死にいろいろな戦略を練っています。

どの家電量販店が良いかというわけではなく、
近年はお客さんの期待するサービスによって
店舗が選ばれるようになってきていると感じます。

自分たちのニーズに合わせて店舗選びをするのも良いかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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