ジャスティンビーバーがライム病を告白!日本での感染リスクや予防法は?

ジャスティン・ビーバー 気になる話題

世界的な人気歌手のジャスティン・ビーバーさんが自身のインスタグラムにて
「ライム病」に感染していることを告白されました。

ファンの方達にとってはショッキングなニュースでしょう。

今回のジャスティン・ビーバーさんの告白で「ライム病」を
初めて耳にした方もいるかと思います。

 

「ライム病」とはどんな疾患なのか?

日本での感染リスクやその予防法について調べてみました。

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ジャスティン・ビーバーさんが感染した「ライム病」とは?

「ライム病」とは?

ライム病は、ボレリアと呼ばれるスピロヘータ(細菌の一種類です)を起因菌とする感染症です。
<中略>
ライム病を引き起こすボレリアは、マダニに刺されることで人間に伝播します。
ボレリアを周囲に広げうるマダニの種類は地域によってさまざまであり、シュルツェ・マダニと呼ばれるマダニが、日本におけるライム病を伝播する主要なダニとされます。
引用元:メディカルノート

野ネズミや鳥などの病原体を保有している小動物にマダニが寄生し、
病原体を保有したマダニが人間に噛み付くことで、伝播する感染症だそうです。

マダニ本来の個体は病原菌を保有していないため、菌を保有したマダニに噛みつかれると
「ライム病」を発症するリスクが出てきます。

 

「ライム病」に感染すると体にどんな症状が起こるのかと言うと、

筋肉痛や関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザに似たような症状がおこる。

さらに症状が悪化すると、皮膚・神経症状、心疾患、眼症状、関節・筋肉炎などの様々な症状が見られるそうです。

ジャスティン・ビーバーさんも自身のインスタ内で、

多くの人がジャスティン・ビーバーについてクスリをやってて、ひどい見た目だとかって言い続けてきたけど、彼らも分からなかったのは僕がライム病を患っていたことで、それだけじゃなく僕の肌や脳機能、活力など、健康全体に影響を与える慢性単核球症の深刻な症状にあったんだ。
引用元:NME JAPAN

と投稿されており、数年前から症状が深刻であったのではないかと推測されます。

過去には歌手のアヴリル・ラヴィーンさんも2014年に「ライム病」を発症しており、
5ヶ月間も寝たきりの闘病生活をおくっていたそうです。

 

ただ、不治の病ではなく、抗生物質を投与していれば完治する病気なので、
ジャスティン・ビーバーさんも治療に専念してもらい、早期回復されることを願っております。

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「ライム病」の日本での感染リスクやその予防法は?

「ライム病」は日本ではあまり聞き慣れない疾患ですが、
北米では年間数万人単位の感染者が報告されているそうです。

ただ、日本でも1999年から2018年の20年間で231例の報告がされています。
(特に北海道での感染例が多い)

感染リスクについては、
マダニが多く生息する郊外など自然の多い場所がリスクが高くなります。

自然の多い場所は小動物も多く、当然病原体を保有しているマダニも多くなります。

 

また、「ライム病」の予防法としては

・マダニの多い場所には行かない!

・肌の露出を減らしてマダニに噛まれない!

・防虫スプレーでマダニを寄せ付けない!

の対策が有効的です。

 

また、マダニが多そうな場所から帰った際はシャワーを浴びる、
服を高温乾燥させるのが効果的です。(マダニは熱に弱いため)

 

もし万が一、マダニに噛まれた場合は無理矢理取り除かず、ピンセットを使用して、
頭の部分(自分の皮膚に一番近い部分)から取るようにしましょう!

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まとめ

いかかでしたでしょうか?

今回はジャスティン・ビーバーさんが告白した「ライム病」について、
日本での感染リスクと予防法について紹介してきました。

「ライム病」はとても怖い疾患ではありますが、抗生物質で完治する病気です。

著名な方が感染したことで疾患が注目され、
早期治療に繋がるよう新たな方法が見つかればいいなと感じています。

日本でも北米に比べれば、感染例は少ないですが、マダニへの予防はしっかりとしておきたいですね。

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