餃子が好きな人は多いのではないでしょうか?
わたしもニンニクさえ入ってなければ毎日食べてもいいくらいです(笑)
さて、そんな話はさておき、先日2019年の餃子の年間購入額が発表されました。
結果は”餃子のまち”『宇都宮市』が『浜松市』から首位を奪還しました!
今回は毎年、年間購入額でデッドヒートを繰り広げる、宇都宮と浜松の餃子の違いについて記事を書いていこうと思います。
最後までお付き合い下さいませ。
宇都宮餃子が年間購入額で首位奪還!
総務省が発表した2019年の家計調査によると、宇都宮市が餃子の年間購入額で2年ぶりに首位に帰り咲きました!
まず、餃子の年間購入額と言うのは、餃子専門店での持ち帰りやスーパーなどで販売された焼き餃子などの金額を指し、冷凍食品や外食などは含まれません。
餃子そのままを持ち帰り食べる金額で、家庭で調理したり、外食は対象外なのです!餃子の年間消費量とは違う意味です。
2位の浜松市も昨年より5円増えましたが、宇都宮市は市内中心部の通りを「餃子通り」と命名し、餃子柄のマンホールを設置するなど官民一体となった盛り上げ策が功を奏したようです。
◆餃子購入額の年別推移 ※1世帯の購入額、単位は円、総務省家計調査から中日新聞より転用しました。
このグラフを見ても、宇都宮と浜松が毎年競い合っているのが分かりますね!
また、某国営放送ではこんなのがやっていました♪
「ギョーザのまち」として街づくりを進める宇都宮市が去年1年間の1世帯当たりのギョーザの購入額で1位となり、2年ぶりにライバルの浜松市を抜いて日本一に返り咲きました。https://t.co/jHO2ua7hE4#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/dhYk4A2voG
— NHKニュース (@nhk_news) February 7, 2020
餃子の年間購入額の順位を某国営放送が取材をするとは宇都宮にとってPRしたい地元産業なのですね。
ちなみに第3位は京都市の2,787円でした。
宇都宮餃子と浜松餃子の違いとは?
一口に餃子と言っても、地域によって具材や調理法は様々ですよね?
ここでは宇都宮と浜松の餃子の違いや特徴について調べてみます。
宇都宮餃子の特徴
「宇都宮餃子」には明確な定義があるわけではなく、宇都宮の市内で作られた餃子やその支店が市外で提供しているもの全般を「宇都宮餃子」と呼ぶそうです。
中の餡はキャベツ、ネギ、ニラが中心で肉やにんにくが控えめです。
お肉タップリのジューシーな餃子が好みの人には物足りなく感じるかと思いますが、逆にヘルシーで何個でも食べられるそうです。
宇都宮市内には200軒以上の餃子専門店があり、店舗によっては焼き餃子だけでなく、水餃子や揚餃子を出すお店もあるそうです。
200軒のあるので、それぞれの店の個性も出ているようで、皮の厚みや具材にもこだわりがあり、
自分好みのお店を探してみるのも良いでしょう!
宇都宮市が餃子で有名になった経緯は1991年発足の「宇都宮餃子会」に因るところが大きいです。
元々、市内には多くの餃子店がありましたが、宇都宮市が町興しの一貫で「宇都宮餃子会」を立ち上げ、アピール活動をしたことが、『宇都宮=餃子』を印象付けています。
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浜松餃子の特徴
「浜松餃子」の定義は明確になっています。
『浜松市内で製造されている事』です。現在では、この定義をよりピュアにする為に、『3年以上浜松に在住して』という条件を付加しました。が、つまる所、浜松で作られている事が重要で、それが特徴と結び付くのです。
引用元:浜松餃子学会
どちらも市内で製造していれば「宇都宮餃子」、「浜松餃子」と呼べ、特に市内の店舗で修行しなくても誰でも作れるようですね。
餡の特徴はキャベツ、玉ねぎ、豚肉と地元周辺で豊富に作られていた素材が中心です。
味はキャベツ、玉ねぎであっさりしながらも豚のコクが出ている餃子。
「浜松餃子」のもう一つの特徴と言えば、盛り付け方法にもあります。
↑の写真のように円盤型に盛り付けられた餃子の中心に「茹でもやし」を付け合わせている点です。※浜松市の全てのお店がそうではありません。
また、「浜松餃子」が購入額上位であるのには”お持ち帰り文化”が定着しているのも要因です。
なぜなら各町内に2~3軒くらい持ち帰りのできる餃子店があるそうです。
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まとめ
2019年度、餃子年間購入額と1位の宇都宮市と2位の浜松市の餃子の違いや特徴について調べて見ました。
宇都宮市、浜松市とも市内各所に名店がゴロゴロしています。
訪れた際には是非とも味わってみたものです!
この記事を書いていたら「餃子」が無性に食べたくなりました(笑)
最後までお付き合いありがとうございました。
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