検察庁法改正案について、抗議する投稿ツイッターが470万件を超え、話題となっています。
『#検察庁法改正案に抗議します』との内容で、多くの芸能人や著名人の方も異議を唱えています。
今回は、「検察庁法改正案に抗議をしている芸能人のツイート」、
「芸能人が政治的発言をするとなぜ炎上するのか?」についてまとめてみました。
検察庁法改正案とは?
検察庁法改正案とは、検察官の定年を63歳から段階的に65歳へ引き上げていくというものです。
これがなぜ問題になっているかというと、
首相官邸と検察庁との忖度とも言われています。
安倍首相と言えば、森友問題、桜を見る会など政治不信を招く騒動を起こしています。
これも全てウヤムヤにしているといわれるのが、黒川弘務東京高検検事長といわれています。
官邸よりの人物の定年を延長することで、安倍首相自身の保身に走っていると批判されています。
もう一つは、コロナ禍で大変な時期に国会で、「この法案を審議している場合なの?」ということです。
この検察庁法改正案については、
歌手の“きゃりーぱみゅぱみゅ”さんが自身のツイッターにて法改正案に抗議していましたが、
「ファン同士の喧嘩」を理由に現在は削除されています。
もの凄くわかりやすいイラストとともに、紹介されていました、
そのイラストがこちらです。(黄色文字は加工されています)
法改正案に抗議した芸能人は?
この検察庁改正案に抗議した芸能人をまとめてみました。
まず、歌手の小泉今日子さんです。
小泉さんは自身が代表を務める㈱明後日のツイッターにて繰り返し投稿しています。
#検察庁法改正案に抗議します https://t.co/0F2Ukaf0zU
— 株式会社明後日 (@asatte2015) May 9, 2020
動画入りで投稿しており、リツイートが100万件を超え、「この目に焼き付けました。」と締めくくっています。
俳優の浅野忠信さん
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) May 9, 2020
元AKBの秋元才加さん
— 秋元才加 SAYAKA AKIMOTO (@akimotooo726) May 9, 2020
映画監督・脚本家の鴻上尚史さん
コロナがさまざまに私達を変えて、未来が見えなくてイライラしがちになったり、自粛警察とSNSが対立と分断を加速して、心が折れることが多いのだけど、普段、政治的なツイートをしない人達が続々と声を上げているのを見ると、大げさでなく生きる希望と勇気を感じます
#検察庁法改正案に抗議します— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) May 10, 2020
いきものがかりの水野良樹さん
どのような政党を支持するのか、どのような政策に賛同するのかという以前の問題で、根本のルールを揺るがしかねないアクションだと感じています。#検察庁法改正案に抗議します
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) May 9, 2020
元格闘家の高田延彦さん
黒川氏誕生日の一週間前に閣議決定で氏の定年延長決定。森法相曰くゴーン被告の捜査に支障をきたすからと。被告の管轄は東京地検で高検は関係ない。定年に関して検察庁法22条に謳われている。安倍氏と近い関係性、コロナ直前までモリカケやら桜を見る会、多々疑惑あり。 #検察庁法改正案に抗議します
— 髙田延彦 (@takada_nobuhiko) May 10, 2020
俳優の井浦新さん 響くコメントです!
もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい。#検察庁法改正案に抗議します
— 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) May 9, 2020
他にも芸人の大久保佳代子さん、漫画家のしりあがり寿さん、音楽家の大友良英さんも声を上げています。
多くの芸能人や著名人の方が、『検察庁法改正案』について抗議をしていますが、
今後の芸能活動については大丈夫なのでしょうか?
なぜ、芸能人は政治的発言をすると炎上したり、干されるのか?
芸能人が政治的な発言をすると、“炎上”したり“干される”と耳にします。
1つ目の理由は、テレビ局には番組制作をするためにCMスポンサーが付いており、
そのスポンサーが政治的な発言を嫌う傾向があるからではないでしょうか!?
テレビ局もスポンサーも中立な立場を取りたいので、
発言力の高い芸能人が、政治的発言をすることを嫌います。
そういう芸能人はテレビ局も自社の番組やCMで使いづらくなるんですね。
芸能人も政治的な発言をすると一時的にバッシングを受け、それがひどくなると炎上に発展します。
過去の政治的発言での炎上の例ですが、
「反対派の声ばかりが目立っている」と発言した経緯があります。
SNSで発信したことに批判を浴びる。
「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)」と発言し、物議を呼びました。
アベノマスクについては、ウーマン村本さんや『遊戯王』の作者漫画家の高橋和希さんも同じく、批判を浴びましたね。
芸能人や著名人が政治的発言をして叩かれるもう一つの理由は、
「有識者でもないのに、政治の話をするな!」との意見が多くあるからです。
発言力の高い芸能人や著名人が、公の場で政治的な発言をしてしまうと世論に影響が出ると思われているのでしょう。
一方、アメリカでは、著名人が政治的発言をすると、逆に称賛されるようですね。
これも日本との文化の違いなのでしょうか!?
以上の理由から、日本では芸能人が政治的発言に消極的なのです。
ただ、今回の件に関しては多くの芸能人や著名人の方々が発信しているため、大きな炎上騒ぎにはならないでしょう。
結局のところ、芸能人が政治的発言をしても炎上することはありますが、
業界から干されるということは、罪を犯さない限りないようですね!
個人的には、「一定の良識さえあれば、何を発言しても自由だと思いますがね笑」
とにかく、今回の発言をした芸能人や著名人のかたの今後の活動に影響がでないことを願います。
皆さんはどう思われますか?
コメント